シャントトラブルについて。。。①
こんにちは(^^♪
更新が途絶えてしまい申し訳ありません。
8月も最終日、明日から9月ですね。
まだまだ残暑が残りますので、体調管理に気を付けましょう!
本日はシャントトラブルについてご紹介いたします。
--------------------------------------
1.シャントについて
シャントとは動脈と静脈を吻合(ふんごう=つなぎ合わせ)して表在の静脈に流れる血管を作成します。
---------------------------------------
透析患者さんにとっては大切な血管であり、シャントを長持ちさせることが重要です。
今回はシャントを中心にご紹介致します。
長い時間透析を行っていると、血栓ができたり、いろいろな原因で血管の内側が狭くなったり(狭窄)、詰まったりする(閉塞)することがあります。
これらをシャントトラブルと呼びます。
耳をあててシャント部分の音を聞いたり、手で触ったりシャントの部分をみることである程度原因がわかります。
狭窄や閉塞がある場合は、音が弱く聞こえたり、不連続になります。
また赤く腫れたり、膿や熱がある場合は感染が疑われます。
正確に診断するにはエコーが有用です。
エコーでは吻合部に再狭窄がないかを確認します。
再狭窄がある場合は、手術による治療もしくはバルーン治療が必要です。
いずれも当院で行っている治療です。
透析の患者さんでシャントトラブルが疑われる場合は迅速な診断・治療が必要です。
まずはお気軽に当院にご相談ください。(当院の患者さん以外も大歓迎です!)