シャントトラブルについて。。。③
こんにちは(^^♪
更新が途切れ途切れになってしまい申し訳ありません。
10月になり、日中も涼しい日が多くなってきましたね。
インフルエンザやなどの感染症もだんだん増えてくるので、手洗いうがいや換気を意識して、予防をしていきましょう!
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前回はシャント治療方法をご紹介しました。今回は当院にて実際に治療したシャント手術症例をご紹介します。
もともと他院にてシャント手術を施行、透析治療をされていました。
当院では半年前から透析治療を開始しました。
しかし透析中や透析後に血圧の変動を認め、スリル音も聞こえにくくなり、シャント部の狭窄もしくは閉塞を疑いエコー検査を施行しました。
シャント部に高度な動脈硬化および血栓形成を認め、シャント再造設(再手術)もしくはPTA(経皮的血管形成術)が必要と判断しました。
前腕にいい静脈が残っており、治療方針として、同日夕方より緊急手術を施行。
シャント部よりやや上部(肘部)にシャントを再造設。
術後の経過は良好であり、新しいシャントを利用して安全に透析治療を行っています。
シャント再造設、もしくはシャントPTAか、どちらを選択するかは患者さんのシャントの状態、狭窄や閉塞の程度、残った動脈や静脈の状態により判断します。
シャントに狭窄や閉塞がある場合は、シャント周辺が赤い、腕が腫れる、痛みがある、スリル(血管振動)が弱い、シャント音が変化するなどです。
もし異常があった場合はすぐに通っている透析病院に連絡することが大切です。
当院では、迅速な診断および治療を行っています。
他院の患者さんも大歓迎ですので、お気軽にご連絡下さい。
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